お知らせ
今日の白方小学校 2月5日 登校風景
昨日は立春、暦の上では春を迎えましたが
今日は1日雨模様で最高気温も10℃を下回る予想です。
雨に加えて冷たい風が吹き、寒い朝を迎えています。
出勤途中、隣の小学校区の児童らが集団登校をしていました。
小学校までの遠い道のりを上級生らしき児童が先頭になり
黄色い傘をさして一列になって学校に向かって歩いています。
雨水が飛び散って児童らを濡らさないように気を付けて車を走らせました。
向こうからやって来る車も児童らを気遣っているのがわかります。
小学校時代、雨の中を歩いて登校しているとき
走る車に水たまりの水をかけられてびしょびしょになったことがあります。
一方で、スピードを緩めて
水が跳ねて子どもたちを濡らさないように走ってくれた車もありました。
雨の中を歩きながら大人の優しさを感じた思い出です。
今朝は車で送ってきてもらう児童も多かった朝でした。
このような雨の中でも歩いて登校する児童もいました。
月曜日なのでたくさんの荷物を持って傘をさしての登校です。
「おはようございます。」いつもの元気なあいさつに元気がでます。
見ると、ランドセルも制服のズボンやスカートも濡れています。
「歩いて来たの?」と声をかけると、「はい。」と返事が返ってきます。
「よくがんばったね。」と言うと、にっこり笑顔で返してくれます。
お家の人と歩いて登校した児童もいました。
どんなことを話しながら登校したのでしょうか。
寒くても言葉を交わした豊かな時間だったのではないかと想像します。
毎日、白方交番の方や交通安全守る会の方、地域の方が
児童らの登校を見守ってくれています。
児童らは、今朝も寒い中見守ってくれていた人への感謝の気持ちを持ちながら
登校したことだと思います。
春、夏、秋、冬、それぞれの季節や移ろいも
五感で感じながら登校しているのだと思います。
地域の方のかかわりや、すぐそばにある豊かな自然が
子どもたちの感性を豊かにしてくれています。